格安SIMへの乗り換えにあたって新しいスマートフォンを購入する際、できる限りスマートフォンの購入代金は抑えたいところですね。
とはいえ、安いだけでなく性能も妥協したくはありません。
この記事では100円〜3万円で買えて性能も落とさない、おすすめの格安スマホ端末を6種類紹介します。
それぞれ機能や性能が異なるので、自分の使い方に合った機種を探してみてください。
カメラと本体の性能重視ならP20 lite
カメラ性能と本体性能の両方が一番充実しているのは、P20 liteです。
P20 liteは基本的に2万円台後半、格安スマホ会社によっては3万円を超えてしまうケースもあります。
しかしワイモバイルやUQモバイルなら、月額割引により2年契約を前提として実質1万円代前半から使えます。
P20 liteのスペックは、以下の表よりご覧ください。
OS | Android 8.0 |
CPU | Kirin659 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 32GB |
画面 | 5.84インチ、2,280×1,080 |
カメラ | アウトカメラ:1,600万画素+200万画素 インカメラ:1,600万画素 |
重さ | 145g |
おサイフケータイ | × |
防水 | × |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | ○ |
P20 liteの主な特徴
デュアルレンズで背景ボケのあるきれいな写真を撮影
本体スペックが比較的高い
防水やおサイフケータイなし
CPUがファーウェイ独自のものなので、一部ゲームアプリなどは動作が重いことも
ダブルレンズ搭載できれいな写真を撮影できる
P20 liteはダブルレンズを搭載していて、背景ボケのある綺麗な写真を撮影できるメリットがあります。
購入価格を抑えつつ、綺麗な写真も撮影したい場合は、P20 liteを選んでおけば不満は生じづらいでしょう。
綺麗な写真が撮れるのはアウトカメラだけでなく、自撮りに使うインカメラも同様です。
1,600万画素の高い画素数に加えて自動で光と影を調節し、綺麗な自撮り写真を撮影できます。
メモリやCPUなどの性能が高めで、快適に動作する
P20 liteは、各種性能が高めに設定されています。
特にメモリとCPUの性能が高めで、たくさんアプリを起動するなどしても動作はサクサク、ストレスが溜まるもたつきなどは生じづらくなっています。
ただしおサイフケータイや防水は搭載されていないので、おサイフケータイを使いたい人は、この次のAQUOS sense2 SH-M08がおすすめです。
安い順 | 売っている格安SIM | 一括価格(税別) | 詳細 |
1位 | UQモバイル | おしゃべりプラン・ぴったりプラン契約で12,100円(定価29,000円) | |
2位 | ワイモバイル | 月額割引で12,500円(定価29,800円) | |
3位 | IIJmio | 27,800円(3/22まで音声SIMセット新規契約で5,000円分のギフト券還元) | |
4位 | マイネオ | 29,400円 | |
5位 | 楽天モバイル | 31,980円 | |
5位 | DMMモバイル | 31,980円 | |
5位 | LINEモバイル | 31,980円 |
おサイフケータイ・防水付きのAQUOS sense2 SH-M08
AQUOS sense2 SH-M08は、ドコモなどのキャリアでスマートフォンの各種機能を使いこなしていた人に最適です。
ドコモやauでも購入できるAQUOS sense2は、おサイフケータイや防水といった機能が充実しています。
たくさんの格安スマホ会社でセット購入できますが、IIJmioと楽天モバイル以外では3万円をオーバーしてしまうのでご注意ください。
AQUOS sense2のスペックは、以下の通りです。
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 450 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
画面 | 5.5インチ、2,160×1,080 |
カメラ | アウトカメラ:1,200万画素 インカメラ:800万画素 |
重さ | 155g |
おサイフケータイ | ○ |
防水 | ○ |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | ○ |
AQUOS sense2の主な特徴
AI機能搭載カメラ
最大2回のOSアップデート
性能は抑えめ
シングルレンズ
お風呂対応の防水性能とおサイフケータイ搭載
AQUOS sense2は、おサイフケータイと防水に対応しています。
おサイフケータイでできる主なことは、以下の通りです。
- モバイルSuicaで電車やバスに乗る
- スーパーやコンビニなどにおいて、iDやQUICPayで後払いでの支払いをしてポイントを貯める
- イトーヨーカドーのnanaco、イオンのWAONなど、特定店舗に特化した電子マネーを活用する
- dポイントやヨドバシカメラのポイントを、レジにスマートフォンをタッチして貯める
スマートフォンで支払いやポイントカードの提示を済ませられるので、支払い手続きの手間も時間もかかりません。
防水はお風呂での利用にも正式に対応していて、水場で安心してスマートフォンを使えます。
OSアップデートで2年以上快適に使える
AQUOS sense2は、最大2年間・最大2回のOSアップデートに対応しています。
スマートフォンの中には、OSアップデートが行われないため、時が経つにつれセキュリティ性能が低くなったり、最新OSの機能を使えなかったりする機種も少なくありません。
しかしAQUOS sense2なら最大2回はアップデートをしてもらえるので、2年以上安心して使い続けられます。

楽天モバイルではレッドが売られているし、IIJmioとDMMモバイルでは格安SIM限定色のピンク色があるぞ!
安い順 | 売っている格安SIM | 一括価格(税別) | 詳細 |
1位 | 楽天モバイル | 通話SIM:14,980円(3/14までキャンペーン価格) データSIM:29,800円 | |
2位 | IIJmio | 29,800円(3月22日まで5,000円分のギフト券プレゼント) | |
3位 | DMMモバイル | 32,800円 | |
4位 | LINEモバイル | 34,800円 |
ワンセグ放送を楽しみたいならarrows M04 PREMIUM
3万円でワンセグ対応の格安スマホ端末は限られていて、arrows M04 PREMIUMは数少ない選択肢です。
arrows M04 PREMIUMはUQモバイル専売で、他社で購入できるarrows M04よりメモリとストレージ容量のスペックが高いメリットがあります。
主なスペックは、以下の表にまとめました。
OS | Android 7.1 |
CPU | Snapdragon 410 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
画面 | 5インチ、1,280×720 |
カメラ | アウトカメラ:1,310万画素 インカメラ:500万画素 |
重さ | 148g |
おサイフケータイ | ○ |
防水 | ○ |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | × |
arrows M04 PREMIUMの主な特徴
ワンセグ視聴可能
他社モデルよりスペックアップ
CPUは古いものが使われている
UQモバイルでしか買えない
ワンセグを見られるので、テレビを見たい時も安心
arrows M04 PREMIUMは、ワンセグ視聴に対応しています。
アンテナ内蔵なので、別途外付けのケーブル型アンテナなどを用意する必要はありません。
仕事や学校が終わる時間が遅くなったり、災害に巻き込まれたりするなどして、大至急テレビを見たい場面が発生することもあるのではないでしょうか。
arrows M04 PREMIUMなら、すぐにその場でテレビを見られます。
UQモバイル専売、他社モデルよりスペックが高い特別仕様
arrows M04 PREMIUMは、他社で販売されているarrows M04よりもメモリとストレージ容量のスペックが高くなっています。
arrows M04 PREMIUM | arrows M04 | |
メモリ | 3GB | 2GB |
ストレージ容量 | 32GB | 16GB |
メモリ容量の増量で動作がより快適になり、ストレージ容量の増量で保存できる写真やアプリ、動画などのデータも多くなりました。
これから新しく購入するなら、arrows M04よりも高性能ながら実質100円で購入できるUQモバイルのarrows M04 PREMIUMがおすすめです。
売っている格安SIM | 一括価格(税別) | 詳細 |
UQモバイル | おしゃべりプラン・ぴったりプラン契約で実質100円(定価29,000円) |
夜間撮影や2枚のSIMカードの活用をしたいならZenfone Live (L1)
16,800円(税別)から購入可能なZenfone Live(L1)は、価格の安さに対してカメラ性能が高かったり、2枚のSIMカードを同時運用できたりなどのメリットがあります。
主なスペックは、以下にまとめた通りです。
OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 430 |
メモリ | 2GB |
ストレージ容量 | 32GB |
画面 | 5.5インチ、1,440×720 |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素 インカメラ:500万画素 |
重さ | 140g |
おサイフケータイ | × |
防水 | × |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | ○ |
Zenfone Live(L1)の主な特徴
夜間撮影に強いカメラ
小型軽量ながら縦長の大画面
性能が低め
おサイフケータイ・防水なし
2枚のSIMカードとmicroSDカードを使えるトリプルスロット端末
Zenfone Live(L1)は、2枚のSIMカードを同時に入れて着信を待ち受けられます。
2枚のSIMカードを同時に使える「デュアルSIM」対応のスマートフォンは、他の機種の場合microSDカードと片方のSIMカードを入れるスペースが共有されていて、2枚のSIMカード+microSDカードを同時に使えないものもたくさんあります。
しかしZenfone Live(L1)なら、2枚のSIMカード+microSDカードの3枚同時利用が可能です。
- 仕事とプライベートの電話番号を1つのスマホで使い分けたい
- 山や海など様々な場所へ出かけることが多く、片方の回線が圏外になった時にもう片方で対応したい
以上のような理由から2枚のSIMカードを使いたいと考えていて、さらに音楽や動画、写真などのデータをmicroSDカードにたくさん入れて持ち歩きたい方には、Zenfone Live(L1)が最適でしょう。
夜間撮影に対応するカメラ性能が充実!
Zenfone Live(L1)は、夜間でも写真を明るい状態で撮影できる調整がなされているスマートフォンです。
1万円台で買える安価な端末なので、もちろんiPhoneや高額なAndroidスマートフォンと比べてはいけません。
しかし、安価ながら暗い場所でもある程度綺麗に写真を撮影できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
安い順 | 売っている格安SIM | 一括価格(税別) | 詳細 |
1位 | IIJmio | 16,800円(3/22まで音声SIMセットで3000円ギフト券) | |
2位 | マイネオ | 16,800円 | |
3位 | DMMモバイル | 16,800円 | |
4位 | LINEモバイル | 17,800円 |
バッテリー持ち重視ならZenfone Max(M1)
バッテリー持ちの良さを重視する方に最適なのは、Zenfone Max(M1)です。
Zenfone Max(M1)のスペックは、以下の表よりご覧ください。
OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 430 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
画面 | 5.5インチ、1,440×720 |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素+800万画素 インカメラ:800万画素 |
重さ | 150g |
おサイフケータイ | × |
防水 | × |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | ○ |
Zenfone Max M1の主な特徴
本体重量が150gで比較的軽い
縦長大画面
おサイフケータイや防水なし
各種性能は抑えめ
150gと軽量ながら、バッテリー容量が大きい
Zenfone Max(M1)は、バッテリー容量がとても大きい4,000mAhです。
2,000〜3,000mAh程度の機種が多い中4,000mAhもの大容量なので、電池持ちが良いため長時間使い続けられるのが魅力です。
連続待受は最大38日間、ネットサーフィンは23.6時間ほど続けられると公式に謳われています。
仮に仕様の半分しか持たないとしても連続待受は19日、ネットサーフィンは11時間以上できることになるので、バッテリー持ちは十分と考えられるでしょう。


もちろんスペックや搭載されている機能なども異なってはいますが、例えばバッテリー容量が3,300mAhのZenfone 5は165g、3,400mAhのP20も165gあります。
大容量バッテリーを搭載していながらも本体重量が軽いのは、Zenfone Max(M1)を選ぶ決め手の一つとなるでしょう。
縦長大画面なので、大きすぎないため持ち運びに優れている
Zenfone Max(M1)は、縦長の5.5インチ画面を採用しています。
5インチサイズのコンパクトなスマートフォンでありながらも大画面なので、持ち運びやすさと大画面による動画や写真を見た時の満足度の高さが両立されています。
カメラ部分だけがくりぬかれた形状である「ノッチ」デザインが苦手な方も、Zenfone Max(M1)なら上下が平坦になっているので満足できるでしょう。
安い順 | 売っている格安SIM | 一括価格(税別) | 詳細 |
1位 | マイネオ | 19,800円 | |
2位 | IIJmio | 21,800円(スマホ大特価キャンペーンにより、音声SIMセット契約で3,000円ギフト券還元) | |
3位 | DMMモバイル | 22,800円 |
とにかく安く一括購入したいならMoto E5
Moto E5はどこで購入しても2万円未満、最安では15,000円(税別)で入手可能な安さが魅力です。
子供の連絡用に持たせるなどの理由から、とにかく安いスマートフォンを手に入れたい方は、Moto E5を選ぶのが良いでしょう。
主なスペックは、以下にまとめた通りです。
OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 425 |
メモリ | 2GB |
ストレージ容量 | 16GB |
画面 | 5.7インチ、1,440×720 |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素 インカメラ:500万画素 |
重さ | 173g |
おサイフケータイ | × |
防水 | × |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | ○ |
Moto E5の主な特徴
デュアルSIM対応
5.7インチ大画面
性能が抑えめ
おサイフケータイや防水に非対応
わずか15,000円から購入可能
Moto E5は、DMMモバイルにおいて15,000円(税別)で販売されています。
他社でもIIJmioでキャンペーンを利用して実質13,800円程度で購入できるなど、出費を抑えて手に入れられるのが魅力です。
ただし性能は2015〜2016年くらいの古い基準となっているため、快適にスマートフォンを使いこなしたい方は他の機種を選んだ方が満足度は高くなることにご注意ください。
5.7インチで画面サイズが大きめ
Moto E5は、画面サイズが5.7インチと大きめです。
2018年以降、縦長大画面のスマートフォンが増えてきていますが、Moto E5も同様に縦長の大画面が採用されています。
大きな画面で動画再生や写真閲覧、ネットサーフィンなどを楽しみたい方は、Moto E5を検討しましょう。
安い順 | 売っている格安SIM | 一括価格(税別) | 詳細 |
1位 | DMMモバイル | 15,000円 | |
2位 | IIJmio | 16,800円(3月22日まで、音声SIM契約で3,000円分ギフト券プレゼント) | |
3位 | LINEモバイル | 18,800円 |
まとめ
3万円以内で買えるのに性能も良い端末を紹介しました。
最近の格安スマホは、高性能で画面もきれいなものがたくさんそろっています。
価格も様々ですが、どうしてもそこそこの端末は安く、高性能な端末は価格も高くなります。
そこで価格を比較し、高性能な端末をキャンペーンや値引きをうまく使って安く購入するのが一番トクな方法になってきます。
格安SIMの会社では、キャンペーンがいきなり始まって売り切れたら予告なしで終了ということもよくあるので、今のキャンペーンもチェックして端末の最安値を探してみてください。