楽天モバイルはCMでもおなじみで、よく耳にするようになりました。
料金プランがスーパーホーダイ、組み合わせプランと2種類ありますが、どっちがよいのかわかりにくいですよね。
そこで、楽天モバイルのプランをわかりやすく解説し、プランの違いやおすすめのプランについても紹介します!
楽天モバイル
大手企業の楽天の格安SIM。
楽天ポイントが貯まる・使える、持っているだけで楽天市場で買い物ポイント倍増など、楽天会員にメリットが多いです。
メインで利用している格安SIMサービスシェア1位にも選ばれました。
楽天モバイルの料金プランは2種類ある
楽天モバイルは現在スーパーホーダイと組み合わせプランの2種類があります。
スーパーホーダイは最近できた新しいプランで、最初に最低利用期間をきめると基本料金が安くなります。
組み合わせプランは楽天モバイルにもとからある料金プランで、自分の使いたいデータ量を選んで使うプランです。

表を見ただけでは何が自分に合うかわからないし。

どれが自分に合うか、選び方も解説するぞ!
まずは各プランの違いと特徴、デメリットも見ていこう。
スーパーホーダイ
スーパーホーダイは2017年9月からできた新プランで、2018年の6月にさらにサービスを拡大するためリニューアルされました。
スーパーホーダイの料金はこちらです。


まずは各プランの基本料金と使えるデータ量はこちらです。
プラン名 | 料金 | データ量 |
プランS | 2980円 | 2GB |
プランM | 3980円 | 6GB |
プランL | 5980円 | 14GB |
プランLL | 6980円 | 24GB |
上の基本料金から、楽天会員であることや最低利用期間で、最初の2年間は値引きしてもらえます。
例えばプランSならイメージは次のようになります。
プランSの場合(データ量2GB)
内容 | 料金 |
値引き前 | 2980円 |
楽天会員なら2年間500円引き | 2480円 |
2年契約をすればさらに500円引き | 1980円 |
3年契約ならなんと1000円引き | 1480円 |
ダイヤモンド会員ならそこからさらに500円引き | 980円 |
2年契約というのは、“楽天モバイルを2年使いますよ”という契約のことで、3年契約は同様に“楽天モバイルを3年使いますよ”ということです。
これは2年、または3年使えばそれでおしまいなので、2年使っても更新月に何もしなければまた新しい2年が始まる、いわゆる2年縛りとは違います。
ドコモauソフトバンクの2年契約とは違った契約になります。

スキルでレベルアップするゲームみたいだわ。


プランM、L、LLでも値引きを受けることができるので、料金は次のようになります。
プランMの場合(データ量6GB)
内容 | 料金 |
値引き前 | 3980円 |
楽天会員なら2年間500円引き | 3480円 |
2年契約をすればさらに500円引き | 2980円 |
3年契約ならなんと1000円引き | 2480円 |
ダイヤモンド会員ならそこからさらに500円引き | 1980円 |
プランLの場合(データ量14GB)
内容 | 料金 |
値引き前 | 5980円 |
楽天会員なら2年間500円引き | 5480円 |
2年契約をすればさらに500円引き | 4980円 |
3年契約ならなんと1000円引き | 4480円 |
ダイヤモンド会員ならそこからさらに500円引き | 3980円 |
プランLLの場合(データ量24GB)
内容 | 料金 |
値引き前 | 6980円 |
楽天会員なら2年間500円引き | 6480円 |
2年契約をすればさらに500円引き | 5980円 |
3年契約ならなんと1000円引き | 5480円 |
ダイヤモンド会員ならそこからさらに500円引き | 4980円 |

スーパーホーダイの通話料はいくら?
スーパーホーダイにすると、『楽天でんわ10分かけ放題』というオプションが無料でついてきます。
このオプションは普通なら850円(税別)なので、それが無料で使えることもメリットです。
楽天でんわというアプリで発信された通話なら、最初の10分なら何度でも無料になり、もし10分を過ぎてしまっても通話量は半額の30秒10円と割安になります。

スーパーホーダイの特徴
スーパーホーダイは料金が最初の2年間安いだけでなく、もう一つ特徴があります。
それは『通信容量を使いきっても、1Mbps(1メガビーピーエス)で通信が使い放題』という点です!

通常データ容量を使い切ると通信制限となり、速度は200Kbps(200キロビーピーエス)まで落とされます。
200KbpsはメールやLINE程度なら可能ですが、画像は表示が重くなり、通信ゲームや動画閲覧はほぼできない速度です。
1Mbpsはその5倍の速度です。混み具合にもよりますが、サイト閲覧やLINEはもちろん画像や小さめの動画も、イライラせず使うことができます。



スーパーホーダイのデメリット
安さと1Mbps使い放題が魅力のスーパーホーダイですが、デメリットを考えてみました。
スーパーホーダイのデメリット
最初は安いが、2年後は割高
通話SIM限定のため、データ専用SIMは申し込めない
最低利用期間を待たずに解約やMNPをすると、解除料がかかる
スーパーホーダイは2年契約か3年契約を選んで申し込みをします。
その契約期間中に別の携帯電話会社に乗り換えたり、解約をしたりしてしまうと、解除料として9800円が必要になります。
解除料は2年契約でも3年契約でも、契約期間内ならいつ解約しても9800円です。
ドコモauソフトバンクの2年契約は、更新月が過ぎればまた新しく2年契約が始まる、いわゆる2年縛りですが、楽天モバイルの2年契約と3年契約は最初の2年または3年が過ぎれば解除料はかかりません。

最初は安いが、2年後は割高
スーパーホーダイの料金は最初の2年は安いですが、2年を過ぎると割高になってしまいます。
例えば組み合わせプランなら、3.1Gで1600円、10分かけ放題850円をつけても2480円ですが、プランSは2年後には2GBで2980円になってしまいます。
組み合わせプランの方が1.1GB多く使えて、500円安い計算になりますね。
通話SIM限定のため、データ専用SIMは申し込めない
スーパーホーダイは通話SIM限定のプランです。
通話SIMとは、090・080・070から始まる電話番号を今まで通り使いたい方や、他社から番号を変えずに楽天モバイルにする場合に使います。
タブレットなど、通話はしないからデータ通信だけしたいという場合、次の『組み合わせプラン』を選びましょう。
組み合わせプラン
組み合わせプランは決まったデータ量がついたシンプルな料金プランです。
他社からMNPされる方、090・080・070の電話番号付きの携帯電話を持ちたい方は『通話付きSIM』を見てください。
プラン名(データ量) | 通話付きSIM | データSIM |
ベーシックプラン | 1250円 | 645円 |
3.1GBプラン | 1600円 | 1020円 |
5GBプラン | 2150円 | 1570円 |
10GBプラン | 2960円 | 2380円 |
20GBプラン | 4750円 | 4170円 |
30GBプラン | 6150円 | 5040円 |
注意
ネットサーフィンやゲームをしたい人は、3.1GBプランが最安となっています。
データ容量は3.1GBから30GBまで幅広く、あまり使わない人もたくさん使いたい人にも対応しています。
組み合わせプランの通話料
組み合わせプランは無料通話分などはないので、通話をすれば30秒20円の通話料が基本料金に直接加算されることになります。
通話が多い人は、『楽天でんわ10分無料』のオプションが850円なので、つけておくと通話料がお得になります。
楽天でんわアプリからの発信は最初の10分は無料、10分を超えても30秒10円と半額で通話をすることができます。
楽天でんわは通話の回線を使うアプリなので、品質も良く普通の電話と同じように使うことができるんですよ。

何時間も電話をかける人は、ドコモauソフトバンクより高くなってしまう可能性がある。注意してくれ。
組み合わせプランのデメリット
組み合わせプランのデメリットはあるのでしょうか。
組み合わせプランのデメリット
1年以内に解約をすると解除料がかかる
容量を使い切ると通信制限がかかる
組み合わせプランはスーパーホーダイと違い、データ容量を使い切ったら200kbpsというほぼ使えない速度にまで速度が落ちてしまい、実質の通信制限となります。
追加でデータ容量の追加は可能ですが、100Mが300円~となっていて少し割高です。
Wi-Fiをうまく利用して、通信料うまく調整しながら使うとよいですね。
1年以内に解約をすると解除料がかかる
組み合わせプランは通話付きSIMの最低利用期間は1年、データSIMはキャンペーンで買わなければ最低利用期間は無しとなっています。
最低利用期間を待たずに解約やMNPをすると、解除料の9800円が必要なので注意してください。
買った時のキャンペーンによっても最低利用期間は違うので、契約時に端末値引きなどのキャンペーンを使う場合、注意事項をよく確認しておきましょう。
おすすめの料金プランと選び方
楽天モバイルの料金プランはとても豊富で幅広く、自分にあうプランを選ぶのが1番です!


楽天モバイルの料金プランの選び方は、今どのくらい使ってるかで変わってきます。今現在、通話と通信をどのくらい使っているか、よくチェックしておきましょう。
今どのくらい使っているかを調べる方法は、こちらの記事にドコモauソフトバンク別で書いています。
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今何GB使っているか調べる方法【ドコモ・au・Softbank】
今どのくらい通信量を使っているか知ることは、通信費を安くすることにつながります! ですが、自分が今どのくらい使っているの ...


組み合わせプランの場合はとりあえず3.1Gで様子を見るのがよいだろう。
NTTコムの調査によると、スマホを使う9割の人が3G以内しか使っていないというデータもあるそうだ。
スーパーホーダイと組み合わせプラン、どっちが良い?
スーパーホーダイと組み合わせプランどちらが良いかは、通信制限にかかりやすいかと、2年後値上がりしてもよいかで変わってきます。
2年後料金が上がるのは困る、通信制限にあまり引っかからないという人は組み合わせプランがおすすめです。
逆に、2年後割引がなくなってもかまわないくらい基本料を安くしたい、1mbpsが魅力だという人はスーパーホーダイがよいでしょう。


楽天モバイルに申し込んだ時の手数料
楽天モバイルに申し込んだ場合の、基本料金以外の手数料はかかるのでしょうか。
楽天モバイルでは契約事務手数料として、初回のみ3665円が利用料の支払いと一緒に請求となります。

今スマホを使っていて楽天モバイルに乗り換えたいという方は、今使っている携帯電話会社の解除料や端末の分割金などがかかる場合があります。
また番号を変えずに楽天モバイルにする場合、MNP転出手数料として2100円が、今お使いの携帯電話会社から請求となります。
乗り換えを考えている場合は、ショップやサイトで解除料などを忘れずにチェックしておきましょう。
楽天モバイルは安くてお得!!
楽天モバイルの基本料金は大手の携帯電話会社に比べとても安いですが、さらに利用料金で楽天ポイントがたまったり、支払いに楽天ポイントが使えるというメリットもあります。
楽天を使う人は特に、携帯電話も楽天にしておくとお得になるのでおすすめです!
楽天モバイル
大手企業の楽天の格安SIM。
楽天ポイントが貯まる・使える、持っているだけで楽天市場で買い物ポイント倍増など、楽天会員にメリットが多いです。
メインで利用している格安SIMサービスシェア1位にも選ばれました。