R17 Neoは本体価格がわずか実質1万円台でありながら、各種性能が高くゲーマーや写真にこだわりがある方なども満足できるスマートフォンです。
この記事ではR17 Neoを実際使っている私が感じた、スペックやメリット・デメリットを解説します。
価格を抑えつつ高性能・高機能なスマートフォンを手に入れたい方は、参考にしてください。
なおR17 NeoはUQモバイル専売で価格は36,100円、ぴったりプランおしゃべりプラン加入で実質12,100円で購入できます。
R17 Neoのレビュー
OPPO R17 Neoを実際使った感じや大きさ比較などをYouTubeで公開しております。
動画で見たほうがわかりやすいと思うので、ぜひご覧くださいね。
R17 Neoのスペック
R17 Neoは2018年冬に登場したスマートフォンで、各種スペックが3万円台の機種の中では高めです。
快適にゲームで遊びたい方や、たくさんのデータをスマートフォンに保存しておきたい方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
以下の表に、主なスペックをまとめました。
OS | Android 8.1をベースとしたColorOS5.2 |
CPU | Snapdragon 660 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.4インチ、2,340×1,080 |
カメラ | アウトカメラ:1,600万画素+200万画素 インカメラ:2,500万画素 |
重さ | 156g |
おサイフケータイ | × |
防水 | × |
ジャイロセンサー | ○ |
指紋認証 | ○ |
R17 Neoの特徴
スペックの高いCPU
重量わずか156gの軽量
カスタマイズされているColorOSは慣れが必要
おサイフケータイや防水は非搭載
R17 Neoを選ぶメリット
R17 Neoは、同価格帯のスマートフォンの中でも各種スペックが高く、さらに珍しい指紋認証センサーなどの機能も搭載されているので、機能性も高めです。
コストパフォーマンスが高く、満足度が高い機種と言えるでしょう。
CPU性能が高く、ゲームもある程度快適に遊べる
R17 Neoは「Snapdragon 660」のCPUを搭載しています。
Snapdragon 660は、UQモバイルが販売しているAndroidスマートフォンに搭載されている中でも、一番性能が高いCPUです。
PUBGやFortniteなど、最新のゲームアプリも十分快適に遊べるほどの性能があるので、ゲーマーの方にとって魅力的な機種と考えられるでしょう。
ゲームだけでなく、動画編集をしたり、写真編集をしたりなど、スムーズに作業を処理するためにCPU性能の高さが求められる際には、R17 NeoのCPU性能が役立ちます。
ストレージ容量が128GBあり、たくさんのデータを保存可能
R17 Neoのストレージ容量は128GBで、定価4万円未満・実質1万円台の低価格機種の中では最高クラスです。
Galaxy Note9やPixel 3など、2018年における定価10万円前後の高価格帯スマートフォンのストレージ容量が128GBなので、R17 Neoのストレージ容量のボリュームはまさに高コスパでしょう。
ゲームなどのアプリに加えて、写真や動画、音楽などのデータもたくさん保存可能です。

画面内に指紋認証センサーがある最先端スマホ
R17 Neoは指紋認証と顔認証に対応していますが、指紋認証センサーは液晶画面の内側に内蔵されています。
nova lite 3やAQUOS sense2など、他のUQモバイル販売機種は、主に本体背面や前面の液晶下などに指紋認証センサーが設置されています。
R17 Neoはセンサーが外観から見えないので、デザインがよりスッキリしているのが特徴と言えるでしょう。
画面内指紋認証センサーは、Mate 20 ProやGalaxy S10シリーズなど、高価格帯のスマートフォンで採用されている機能です。
実質1万円の機種で高価格スマホの機能を使えてしまうのも、R17 Neoの魅力です。
筆者も実際に機能を試してみましたが、正直なところ指紋登録や認証には慣れが必要(ゆっくり押し付ける必要あり)で、また認証エラーになってしまうこともしばしばありました。
ただし顔認証と併用できるので、画面ロックで手間取ることはないでしょう。
基本的に顔認証メインで利用しつつ、最先端の画面内指紋認証もぜひ楽しんでみてください。


しずく型ノッチ採用・6.4インチの大画面ながら156gの軽量
R17 Neoはしずく型ノッチを採用していて、画面上部のインカメラ周りまで画面が広がっています。
画面サイズはなんと6.4インチの大画面なので本体も大きめ、一見重そうに見えます。
しかしR17 Neoは156gしかなく軽量、実際に持ってみると軽さに驚かされました。
大画面スマホを使いたいものの、重量が重いと持ち歩くときに負担になる…と考えていた方は、R17 Neoの大きさと軽さに満足できるでしょう。

AIカメラ搭載で、写真をキレイに撮影できる
R17 Neoはダブルレンズカメラ搭載で、AI機能により綺麗な写真を撮影可能です。
120もの場面に対応して自動的に最適な設定をしてくれるため、細かい設定などをする必要なく美しい写真が出来上がります。
背景ボケのある写真も撮影でき、カメラ性能を重視する人でも十分満足できる性能でしょう。
派手なレッド、ブルーの本体カラーも魅力
R17 Neoのカラーは2種類で、レッドとブルーから選べます。
カラーは本体上部と下部でグラデーションのようになっていて、例えばブルーは上側が青、下側は紫色寄りになっています。
スマートフォンの中でもかなり派手なデザインなので好みは分かれますが、他の人と違う派手なスマートフォンを持ちたい人におすすめです。
デュアルSIMにも対応、SIMトレイとmicroSDカードスロットは分かれている
R17 NeoはデュアルSIMにも対応していて、2枚のSIMカードを同時に利用できます。
別途仕事で使っているSIMカードなどを用意すれば、2枚のSIMカードを切り替えながら通信・通話したり、両方の電話番号にかかってくる電話番号を受けられたりと、便利に使えます。
さらにmicroSDカードスロットはSIMカードを入れるトレイと別に用意されているので、microSDカードとSIMカード2枚は同時に利用可能となっています。
本体ストレージ128GBでは容量が足りない場合も、R17 NeoならmicroSDで容量を追加できるので、安心でしょう。
R17 Neoのデメリット・注意点
R17 Neoには、いくつかデメリットもあります。
販売経路が限られていることと、海外製スマートフォンであるため一部非対応な機能があることにご注意ください。
UQモバイル専売なので、購入先を選べないことに注意
R17 Neoは、UQモバイルでのみ購入できるスマートフォンです。
R17 Neoを手に入れたい場合は、基本的にUQモバイルでSIMカードを契約しなければいけません。
またマンスリー割で本体価格を実質12,100円(税抜)にまで下げたい場合は、おしゃべりプランかぴったりプランを契約する必要があることにご注意ください。
それぞれ2年契約で、2年以内に解約すると9,500円(税抜)の違約金が発生します。

ColorOSはカスタマイズされている部分が多く、Androidユーザーは特に慣れが必要
R17 NeoのOSはAndroidですが、販売メーカーであるOPPO独自のカスタマイズが施された「ColorOS」として搭載されています。
結果として通知が左側にスワイプしないと消せなかったり、設定画面がiPhoneと似ていたりなど、他のAndroidスマートフォンと比べてかなり違っていました。
初めてAndroidスマートフォンを使う方はそれほど違和感なく利用できますが、今まで他のAndroidスマートフォンを使っていた方は、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

おサイフケータイや防水には非対応
R17 Neoはおサイフケータイと防水に非対応です。
モバイルSuicaを使って支払いをしたり、お風呂場などでスマートフォンを操作したりしたい場合は、同じUQモバイルでもAQUOS sense2を選んだ方が良いでしょう。
CPU性能は、最新のSnapdragon 845などには劣る
R17 NeoのCPU性能は高めですが、あくまで「実質1万円、定価3万円台の機種としては高性能」です。
同価格帯では最高クラスですが、スマートフォン全体で考えると「中の上」クラスの性能となっています。
そのため、PUBGなどのゲームは確かに快適に遊べるものの、最高のグラフィック性能など、アプリ内における「最上級の設定」でも快適に遊べるとは限りません。
いつでもどんなゲームも最高性能・快適に遊びたいなら、Snapdragon 660より高性能なSnapdragon 845を搭載する「Zenfone 5Z」などを購入するのがおすすめです。


R17 neoの価格
取扱MVNO | 税抜価格 |
UQモバイル | おしゃべりプラン・ぴったりプラン契約で実質12,100円(通常価格36,100円) |
R17 neoはUQモバイル専売となっていて、通常価格は36,100円なのですが、料金プランでおしゃべりプラン・ぴったりプランを選べば実質12,100円で購入できます。
「実質」というのはトータルの価格のことで、ぴったりプランおしゃべりプランにすれば毎月基本料金から割引してもらえます。割引額を引けば12,100円となるのです。
UQモバイルを契約する人の大多数はこのおしゃべりプラン・ぴったりプランを契約しています。
ぴったりプランおしゃべりプランでR17Neoを購入した時の、月々の支払のイメージです。端末を購入しても2678円~と安いのはメリットですね。
注意点としてぴったりプランおしゃべりプランは2年契約で、更新月以外に解約をすると解除料が9500円かかるプランになっています。
キャッシュバックを使えば実質0円かも
UQモバイルを今から契約したい人や、他社から乗り換えたい人は、専用のリンクから申し込みで最大13000円のキャッシュバックがもらえます。
もらえるキャッシュバックの金額は以下のとおりです。
ぴったりプランおしゃべりプラン | 端末セット |
プランS | 10000円 |
プランM | 11000円 |
プランL | 13000円 |
データ高速+音声プラン | 5000円 |
選ぶ料金プランによって金額は違いますが、ぴったりプランおしゃべりプランのプランLなら13000円キャッシュバックなので、端末が無料で買えてしまうことになりますね。
キャッシュバックは店舗ではやっていなくて、ネットの専用リンクから申し込みでしかもらえないので注意です。
↓↓最大13000円キャッシュバックはこちらのリンクから申し込めます。
まとめ
R17 NeoはUQモバイル専売スマートフォンで、同程度の価格帯のスマートフォンの中では最高クラスの性能を持っています。
- UQモバイルで、一番性能が高いAndroidスマートフォンを使いたい
- ゲームで遊ぶことが多いので、ゲームがある程度快適に遊べる機種を使いたい
- ダブルレンズ搭載の、カメラ性能が高い機種が欲しい
- 写真を撮る機会が多いので、たくさんの写真を保存できる機種を使いたい
以上4つに当てはまる方は、R17 Neoを購入すれば満足できるでしょう。
UQモバイル以外では買えないこと、おしゃべりプラン・ぴったりプランを契約しなければ割引を受けられないことに注意しつつ、購入を検討してみてください。