毎月の携帯代は意外に大きな出費です。
ドコモをやめて格安SIMに変えたら安いとわかっていても、お店がなかったりよくわからなかったりで、あきらめていませんか?
格安SIMはネットでは有名ですが、身近にした人がいないとやっぱり不安ですよね。
そこで、ドコモから格安SIMに変える注意点や手順、どうして安いのかを解説しますね!
格安SIM、格安スマホってどうして安いの?
格安SIMは安いって言われていますが、どうしてそんなに安いのでしょうか?

一体どうしてそんなに安いのかしら?


君たちは安い=良くないという固定観念にとらわれているぞーー!!!
格安SIMは大手の携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンク)の通信回線を借りて運営しているので、設備投資にお金があまりかからないため、安くすることが可能なのです。
そのためエリアは変わらずそのまま使うことができます。格安SIMの店舗数は増えてきましたが、それでもドコモに比べるととても少ないです。旬の芸能人を使ったCMをバンバン流して、ということもあまりありません。
広告費や人件費を使わないことでも、通信料を安くすることができるのです。

そのため今まで通り電話やアプリも使えるぞ!
ドコモのスマホがそのまま使える格安SIM
ドコモから格安SIMに変える場合、一部の対象外を除き、中のカードを差し替えれば今お使いのスマホをそのまま使うこともできます。




ただし、ひとつ前の世代のスマホなど一部対象外の機種もあるから注意してくれ。
対象機種かどうかは各サイトの対象端末一覧で確認できるぞ!
ドコモのスマホをそのまま使える格安SIM一覧です。ドコモ系の格安SIMは多く特徴も様々なので、自分に合った好きな会社を選べます。
↓横にスクロールします。
会社名 | 楽天モバイル | マイネオ | DMMモバイル | LINEモバイル | IIJmio | BIGLOBEモバイル | ニフモ |
選ぶプラン | Dプラン | ドコモ回線 | タイプD | タイプD | |||
特徴 | 楽天ポイントが貯まる使える。 スーパーホーダイなら1980円~ | ユーザーが多くサービスも豊富。データを無料で分け合えるフリータンクがある | 1GBで1260円~と、格安SIMの中でも最安値 | Twitter、InstagramなどのSNS系アプリの通信料が無料になるプランがある | 家族間通話が一番安い。データ分け合いプランも充実 | youtubeなどの動画再生が無料になるプランがある | キャッシュバック額が多い |
くわしい解説 | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る |


そのためiphone6s以降の機種ならSIMロック解除をすれば、ドコモ系に限らずどの格安SIMでも使えるぞ!
ドコモのスマホは、昔のガラケーなどの一部をのぞき、ドコモ系の格安SIMでそのまま使うことができます。
また、iPhone6s以降の最新のiPhoneをお持ちの場合、SIMロック解除をすれば上に挙げたドコモ系に限らずどの会社でも使えます。
SIMロック解除をしたiPhone6s以降なら、ワイモバイルやUQモバイルでも使うことができます。
SIMロック解除のやり方と詳細は、こちらを読んでみてください。
-
ドコモのスマホやiPhoneをSIMロック解除する方法と条件を解説。
今お手持ちのドコモのスマホやiphoneを格安SIMで使いたい時、SIMロック解除が必要な場合があります。 ドコモのスマ ...
ドコモから格安SIMに変える注意点
格安SIMは安いですが、だからと言ってすぐに変えてしまうと逆に損をしてしまうことも。
ドコモから格安SIMに変えるときの、解除料などの注意点をチェックしておきましょう。
解除料がかかるか確認をしておく
今お使いのスマホを『端末購入サポート』を利用して安く購入された方は、購入した翌月から12か月間のうちに解約してしまうと高額の解除料がかかります。
端末購入サポートを使った方は、購入後1年たっているか確認しておきましょう。
それとは別で、ほとんどの方が契約しているのがドコモの2年定期契約です。
この2年定期契約は、毎月の基本料を安くする代わりに2年に一回の更新月以外に解約をすると、9500円(税別)の解除料がかかりますよというものです。
更新月は、例えば1月に契約をした方であれば、2年後の2月と3月が更新月になります。自分の更新月がいつかはショップで聞くか、MY docomoで調べることができます。




格安SIMの料金はドコモの半額~3分の1だから、差額を計算したら早く格安SIMにした方が安いからだ。
分割支払金の残りの確認をしておく
スマホを分割で購入した人は、分割支払いが残っていないか確認しておきましょう。更新月と同様に、ドコモショップかMY docomoで調べれば、残りの支払期間が出てきます。
ドコモでは分割金を支払っている期間中は基本料金が値引きされる『月々サポート』が適用されて、月の支払い額が安くなるようになっています。
そのため分割金が残っている状態で解約をしてしまうと、月々サポートがなくなってしまうので、少し高い金額を負担することになることがあります。
解約後は一括で支払うか、分割金をのみ残債を払い続けることになるのですが、たくさん残っている方は割高になってしまうかもしれないので注意です。
SIMロック解除が必要ならしておく
SIMロックというのは、ドコモのiphoneならドコモでしか使えなくするロックのようなものです。
パソコンやスマホから『my docomo』にログインすれば、無料ですることができます。ショップでもできますが、手数料が別途3000円(税別)必要なので注意してください。
ドコモ場合、ドコモの回線を使う格安SIMが多いので、ドコモ系の格安SIMにすればSIMロック解除は必要ありません。
ですがもし今iphone6s以降のアイフォンをお使いの場合、ドコモ系以外の格安SIMに乗り換えてもSIMロック解除をしていれば使うことができます。
iphone6s以降の端末の方は、ドコモを契約中に『my docomo』から無料でしておくとよいかもしれませんね。




スマホ自体は何も変わらないし、これと言って何か起こるわけでもない。
何事もなく使い続けることができる。
メールが必要な場合フリーメールに登録しておく
ドコモを解約すると、今使っている『○○○@docomo.ne.jp』のメールアドレスは使えなくなります。
最近はLINEがあるのでメールを使うことはほとんどないかもしれませんが、特定の人とのやり取りに使っていたり、サイトの登録に使う人もいらっしゃると思います。
対処法としては、Gメールなどのフリーメールに変えるという方法があります。
メールが必要な方は、解約後に使うメアドを確保しておきましょう。
注意
ポイントを使い切るか、dアカウントのメアドを変えておく
ドコモを辞めるとドコモのポイントもなくなってしまいます。もったいないのでポイントを使い切るか、ポイントが貯まっているdアカウントをドコモ以外でも使えるようにしておくとよいです。
dアカウントは、登録のメールアドレスをdocomo以外のアドレスに変えておけば解約しても使い続けることができます。
貯まったポイントも無駄になりません。


とても困るわ!


ラインの年齢承認をしておく
格安SIMにするとラインの年齢承認ができなくなります。
年齢承認というのはLINEユーザーが18歳以上かどうか確認するためのもので、年齢承認ができない、または18歳未満の方はID検索が使えなくなります。
18歳以上でID検索ができないと不便だという方は、今のうちに年齢承認をしておきましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクを契約しているうちに年齢確認を済ませれば、そのままID検索を使い続けることができます。
LINEの『設定』⇒『年齢確認』から設定ができます。
ドコモ光はドコモを解約してもそのまま使える
家のネット回線をドコモ光にしているから、ドコモを解約してもよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
でもご安心を。スマホを解約しても家のドコモ光は使い続けることができます。ドコモの携帯とドコモ光は別のサービスなので、スマホを解約したら自動で解約されるということはないのです。
ただし、基本料金から割引されるドコモ光セット割は、ドコモを辞めてしまうと使えなくなってしまいます。




ドコモから格安SIMに変える大まかな流れと手順
格安SIMに乗り換える時の大まかな流れを紹介します。
格安SIMは郵送で送られてくるため、配送期間があることを覚えておきましょう。
・解除料や分割支払金の残りの確認をしておく
・SIMロック解除をする(必要な人のみ)
・ポイントを使い切るか、dアカウントのメアドを変えておく
・ラインの年齢承認をしておく
↓
・MNP予約番号を取得する
・乗り換え先の格安SIMに申し込む
↓
・SIMが届いたら、開通&初期設定
・MNPしない人は解約をする


安くなるなら今すぐに乗り換えればいいじゃない!


その間に月が替わってしまうと次の月の料金も発生してしまうため、余裕を持って月の中旬ごろの申し込みをおすすめしている!
ドコモから格安SIMに変える準備と手順(月上旬ごろ)
乗りかえ先が決待ったら、月の上旬ごろまでにしておくと良いことです。
・SIMロック解除をする(必要な人のみ)
・ポイントを使い切るか、dアカウントのメアドを変えておく
・ラインの年齢承認をしておく
詳しくは先ほどのドコモから格安SIMに変える注意点で解説していますので、やり方などを確認してくださいね。
ドコモから格安SIMに変える手順(月中旬ごろ)
月の上旬に準備が終わったら、いよいよ契約の申し込みです。
MNP予約番号を取得する
番号を変えずに格安SIMにしたい人は、MNP(ナンバーポータビリティ)の予約番号を取得しておきます。
MNPで乗り換えをする場合、新しい携帯電話会社に登録が完了すると同時に自動解約となるので、解約をしに行く必要はありません。
MNP予約番号の取得方法は、次の3つがあります。
MNP予約番号
パソコンで取得
ショップで取得
電話で取得
ドコモの携帯電話から局番なしで『151』、一般電話からは『0120-800-000』に電話をかけて取得ができます。
音声ガイダンスの案内に従い操作して、オペレーターにMNPしたいことを伝えます。
受付時間は午前9時~午後8時となっています。
パソコンで取得
パソコンからMY docomoに行き、dアカウントにログインします。
「ドコモオンライン手続き」の「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」から操作し、取得します。
以前は24時間取得ができたのですが、現在は午前9時~午後9時30分の間の受付となっています。
待ち時間もないですし自宅からできるので、パソコンを持っていればこれが一番早い方法ですね。
ショップで取得
お近くのドコモショップに行き、MNPしたいことを伝えて予約番号を取得します。
MNP予約番号の手数料と期限
MNP予約番号を取得して他社に移れば、手数料として2000円(税別)が最後のドコモの支払いと一緒に請求になります。
MNP予約番号の期限は15日となっているので、取得したら15日以内に新しい携帯会社に新規契約の申し込みをしましょう。


MNPできなくて手数料だけかかっちゃうの?


MNPが完了した時点で手数料が引き落としになるから、15日を過ぎて無効になれば手数料はかからないぞ!
新しく格安SIMに申し込む
月の中旬ごろになったら、格安SIMに申し込みをします。各格安SIMの会社の申し込み画面から契約ができます。
携帯電話の不正利用防止のため、免許証などの本人確認書類が必要なので準備しておきましょう。
ドコモから格安SIMに変える手順(月下旬ごろ)
SIMが届いたら、開通&初期設定
SIMカードやスマホが届いたら開通と初期設定をします。
開通は電話が使えるようにする登録のことで、やり方は格安SIMの会社により違いますが、パソコンや携帯から発信して登録します。
先に開通をして新しい会社で携帯電話を使えるようにして、その後初期設定をしてスマホを使える状態にします。




事前にやり方を覚える必要はないが、見ておきたい人はこの記事で紹介しているぞ。
MNPしない人はドコモを解約する
MNPをせず新しく電話番号を取得した人は、解約を忘れないようにしましょう。
解約はドコモショップでできます。理由を聞かれたら、格安に変えた伝えれば引き止められることはほぼありません。
うっかり解約を忘れて翌月になってしまうと、使わなくてもドコモの料金がかかってしまいます。
ドコモから格安SIMにする手順と注意点まとめ
格安SIMはショップもないし設定も自分でしなければいけない、と難しく考える必要はありません。
手順や注意点の対処法を事前にしっかり押さえておけば、安く快適に使うことができます。
ドコモから格SIMにする時の疑問点も、ほかの記事でしっかりチェックして、格安SIMをどんどん楽しんでくださいね。