今お手持ちのauのスマホやiphoneを格安SIMで使いたい時、SIMロック解除が必要な場合があります。
auのスマホやiphoneのSIMロック解除する方法、できる機種とできない機種、注意点を解説しますね。

面倒そうだし、解約してからでいいわね。

解約後にSIMロック解除をすると3000円かかるし、できなくなる可能性もある!
契約中なら無料だから、今すぐにでもやっておこう。
SIMロック解除の廃止について
iPhone8とiPhone8plusは、同じ系統の格安SIMであればSIMロック解除なしで使えるようになっています。
auならau系の格安SIM(UQモバイル・マイネオAプラン・IIJmio)で、SIMロック解除なしで利用ができます!
これは総務省が2017年1月に発表した『モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針』のなかで、“平成29年8月1日以降新たに販売される端末について、MVNO向けSIMロックの廃止”を決めたためです。
2018年9月現在、iPhone8とiPhone8plusはSIMロック解除なしで格安SIMで使えることが確認されています。
ただしSIMロック解除の廃止は同じ系統の格安SIMのみで、au系以外の格安SIMでは使えません。
ドコモ系格安SIM | 楽天モバイル(ドコモ回線)、DMMモバイル、マイネオ(Dプラン)、LINEモバイル(ドコモ回線)、ニフモ、IIJmio(タイプD) |
au系格安SIM | 楽天モバイル(au回線)UQモバイル、マイネオ(Aプラン)、IIJmio(タイプA) |
ソフトバンク系格安SIM | マイネオ(Sプラン)、LINEモバイル(ソフトバンク回線)、nuroモバイル、など |
例えばauのiPhone8でドコモ系の格安SIM(楽天モバイルやDMMモバイル・ニフモなど)や、ワイモバイルにしたい場合は、今までどおりSIMロック解除が必要になります。
SIMロックとは
SIMロックとは何かの解説なので、不要な方は読み飛ばしてください。
そもそもSIMロックって何でしょうか。
今私たちが使っているスマホやiphoneは、端末にSIMカードを差し込んで認識させることで、通信や通話を使えるようになっています。
ドコモauソフトバンクで、スマホやiphoneを購入すると、その端末にはその会社のSIMカードしか認識しない、鍵がかかっています。
例えば、auで販売されたスマホはauのSIMカードしか使えないという具合です。その鍵こそが『SIMロック』と呼ばれるものです。
ですが海外では、端末をSIMカードで縛るのは一般的ではありません。
「日本の携帯代が高いのは、SIMロックがあるから自由に携帯会社を変えられないからだ」と考えた総務省は、2015年5月から「SIMロック解除に関するガイドライン」を施行し、“SIMロックを解除できるようにしてください”という決まりを作りました。
そのため2015年5月から販売されたスマホやアイフォンは、SIMロック解除ができるようになったのです。
SIMロック解除をすれば、他の携帯電話会社で使うことができるようになります。SIMロック解除をしてどこの会社でも使えるようにすることを『SIMフリー化』とも言います。


ドコモやソフトバンクとは対応する電波の種類の違いにより、不具合が出る可能性が大きい。
auのスマホはSIMロック解除をしてau系の格安SIMで使うと覚えておいてくれ。
SIMロック解除ができるiphone
auで今まで販売されたiPhoneの中で、SIMロック解除ができる端末はこちらです。
iPhone 8
iPhone8 Plus
iPhoneX
iPhone 7
iPhone 7Plus
iPhone SE
iPhone6s
iPhone 6sPlus
auで販売されたiPhoneの中で、iPhone6sとそれよりも新しいアイフォンは、SIMロック解除をすることができます。
iPhone6s以降の端末はドコモ・au・ソフトバンクとも中身は同じ為、SIMロック解除をすればどこの格安SIMでも利用ができます。
iPhone6s以降の端末はau系にこだわらず、お好きな格安SIMを探してみてくださいね。
iPhone6以前のiPhoneはどうしたらいい?
auのiPhone6以前のiPhoneは、SIMロック解除に対応していないため、SIMロック解除ができません。
iPhone 6Plus
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPhone 4s
上に挙げた機種の中でiPhone 6、iPhone 6Plus、iPhone 5s、iPhone 5cであれば、UQモバイルとマイネオで使えます。
会社名 | マイネオ | UQモバイル |
特徴 | 料金プランや契約後のサービスが豊富。ほかのユーザーとデータ量を無料で分け合えるフリータンクがある。 Aプランならauのスマホが使える。 | 通信速度がau並みに早いと好評。 通信速度を重視の方におすすめ。 |
SIMカード | nanoSIM | nanoSIM |
詳細 |
UQモバイルとマイネオでiPhone 6、iPhone 6Plus、iPhone 5s、iPhone 5cを使うときは、nanoSIMを選んでください。SIMカードを間違えると使えないので注意してください。
SIMロック解除ができるスマホ(Android端末)
auではたくさんのAndroid端末が販売されていますが、2015年5月以降に販売されたスマホなら、SIMロック解除ができます。
購入した時期がおもいだせなければ、au公式サイトのSIMロック解除が可能な端末一覧を見て、この中に自分の端末があればSIMロック解除が可能です。
SIMロック解除ができないスマホはどうしたらいい?
お手持ちの端末がSIMロック解除できないスマホでも、まだがっかりするのは早いです。
もしかしたら、マイネオかUQモバイルで使えるかもしれません。
会社名 | マイネオ | UQモバイル |
特徴 | 料金プランや契約後のサービスが豊富。ほかのユーザーとデータ量を無料で分け合えるフリータンクがある。 Aプランならauのスマホが使える。 | 通信速度がau並みに早いと好評。 通信速度を重視の方におすすめ。 |
SIMカード | nanoSIM | nanoSIM |
詳細 | ||
公式サイト |
マイネオかUQモバイルの公式サイトに行き、対応端末からお手持ちのスマホを探してみてください。
対応端末にあれば、使うことができますよ。
auのSIMロック解除の条件
SIMロック解除をする前に、SIMロック解除ができる条件を見てみてください。
場合によりSIMロック解除ができないことがあります。
auSIMロック解除
2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除対応機種であること
買ってから100日以降であること
(過去にSIMロック解除をしていてその受付から101日目以降なら、100日以降でなくても可能)
一括購入割引を除く一括購入なら、支払い確認が取れたらすぐ解除が可能
解約済みの場合は、解約日から100日以内であること


SIMロック解除済みかを確認しよう。
SIMロック解除は今のところは、契約者本人しかできないので覚えておきましょう。
端末を分割で購入したときは、100日経たないとSIMロック解除ができなくなっています。
もしauを解約していた場合は、解約後100日以内であればSIMロック解除が可能です。ショップでの対応のみなので3000円の手数料がかかります。
auのSIMロック解除のしかた
上の条件に当てはまればSIMロック解除が可能です。
auを解約していたり、ショップでやってもらうと手数料が3000円かかるのですが、au契約中であればお客様サポートサイトの『My au』から無料でできます。
契約中に『My au』から無料でやっておきましょうね!
SIMロック解除の手順
SIMロック解除可否の確認をクリック
↓
IMEI番号またはMEIDを入力
↓
ご利用になるau電話番号/IDを選択
↓
SIMロックを解除する機種を選択
↓
内容を確認して「この内容で申し込む」を選択する」
手順としてはSIMロック解除可否の確認のリンクからmy auにログインします。
そして端末情報の15桁の番号である『IMEI』を入力して、SIMロック解除が可能ならそのまま指示に従い手続きをします。
IMEIの確認の仕方は、iPhoneなら『設定』→『一般』→『情報』の上から15番目あたりにあります。android端末なら、『設定』→『端末の情報』→『端末の状態』で確認ができます。
他にも購入したときの製品シールにかかれていたり、電話で『*#06#』とダイヤルしてもIMEIを見ることができるので、SIMロック解除をする前にIMEIを確認しておきましょう。
auのSIMロック解除の注意点
SIMロック解除の注意することをあげていきます。
契約者本人しかできない
auでは今のところ、その端末を購入したときの契約者本人しか、SIMロック解除をすることができません。
友人や家族が契約したもの、オークションや中古販売店で購入した端末は契約者本人ではないので、SIMロック解除ができません。
自分で買った端末以外を格安SIMで使いたいときは、SIMロック解除がしてあるかよく確認しておきましょう。
auを解約したら有料で、100日以内しかできない
SIMロック解除は解約後はショップでのみ対応となり、手数料が3000円(税別)必要になります。
しかも解約後100日以内しかSIMロック解除はできなくなっています。
解約後にSIMロック解除をしたら余計な費用がかかってしまうので、au契約中に『My au』からしましょう。

端末自体は何も変わらないし、これと言って何か起こるわけでもない。
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他社に変えればauの保証は効かない


auのスマホでも、他社に変えてしまったらもうauでは修理はできないのだ!!
auのスマホやiPhoneでも、SIMロック解除をして他社や格安SIMに変えてしまったら、もし壊れても保証は効かないので修理はできません。
では壊れたときはどうすればよいかと言うと、乗り換え先の格安SIMの『持ち込み端末保証』に加入しておきましょう。
『持ち込み端末保証』に加入しておけば、もし壊れても修理か、修理ができない場合は他の端末に安くかえることができます。
持ち込み端末保証をつけないで格安SIMにするのであれば、壊れたときにすぐに新しい端末を用意できるように、心の準備をしておくと良いと思います。
すべての携帯会社で使えるわけではない
SIMロック解除をしても、すべての格安SIMで使えるわけではありません。
詳しく言うとSIMカードを指したら使える状態にはなるのですが、その対応する電波の違いにより通話がつながらなかったり、通信が遅くなるなどの不具合が出る可能性があります。
使えなくはないですが、おすすめはしていません。
auのSIMロック解除をした端末で快適につかえるのは、auと同じ電波を使うau系の格安SIMです。
auの格安SIMは、次を見てください。

au端末のSIMロック解除をして使える格安SIM
au端末のSIMロック解除をして使える、au系の格安SIMはこちらです。
↓横にスクロールします。
会社名 | マイネオ | UQモバイル | 楽天モバイル | IIJmio | ビッグローブモバイル |
選ぶプラン | Aプラン | au回線 | タイプA | タイプA | |
特徴 | 料金プランは最安。契約後のサービスが豊富。 | 通信速度がau並みに早いと好評。 通信速度を重視の方におすすめ。 | 楽天ポイントがたまる使える。スーパーボーナスはau回線はない。 | 家族割が充実。家族全員の乗り換えにおすすめ。 | 動画見放題プランがある。You Tubeやニコ動をよく見る人におすすめ。 |
詳細 | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る | くわしく見る |
上の格安SIM提供会社のうち、一番のおすすめはマイネオです。
マイネオのau回線であるAプランは基本料金が安く、サービスも親切でユニークなものが多くて、格安SIMに乗り換えがはじめての人にもぴったりです。
通信の速さで選ぶならUQモバイルがおすすめです。マイネオより料金は高いですが、体感速度はauとほぼ変わりません。
乗り換え後にSIMロック解除をすると、できなかったり有料になったりしてしまいます。
au契約中にSIMロック解除をしておきましょう。